乾燥性湿疹・乾皮症


脂漏性皮膚炎(フケ症)に間違われやすい病気には、乾燥性湿疹・乾皮症があります。乾燥性湿疹・乾皮症とは、肌が乾燥してしまって起こる皮膚の炎症なのです。脂漏性皮膚炎(フケ症)と似ている症状もありますが、原因がまったく逆の病気です。

人間の肌は通常は皮脂や角質細胞間脂質などによって潤いがキープされるようにできています。ところが皮脂腺をコントロールしているアンドロゲンという男性ホルモンが減少してくると、皮膚に分泌される皮脂が減ってきてしまい乾燥性湿疹・乾皮症を引き起こすのです。皮膚そのものが乾燥しきってしまい、赤みがかったり湿疹ができやすくなるのです。かゆみも伴うために脂漏性皮膚炎(フケ症)と間違われることもあるようです。

乾燥性湿疹・乾皮症の場合は皮脂の不足が原因ですので、外用薬で潤いを補っていく治療が多く見られます。白色ワセリンやプラスチベースなどといった保湿剤を塗り不足した潤いを補います。かゆみを伴う場合にはステロイドなどのかゆみ止めや抗アレルギー剤を投与することもあるようです。

脂漏性皮膚炎(フケ症)はというと皮脂の過剰が原因ですので、皮脂の不足からくる乾燥性湿疹・乾皮症とはまったく逆のメカニズムで発症する病気といえます、それなのに似たような症状が引き起こされることがあるというのは面白いものです。やはり、表面的な症状だけで、自己診断するのは危険なことだとわかります。面倒でも皮膚科を受診することが、正確な治療を受ける良い方法といえるのでしょう。

関連エントリー

 
Copyright © 2012 頭皮からフケがボロボロ!脂漏性皮膚炎シャンプーで治療しよう. All rights reserved