乾癬との違い


脂漏性皮膚炎(フケ症)も乾癬も、皮膚が炎症を起こして赤くなり、フケが多くなってかゆみが起きるという点が似ているために、間違いやすい病気といえます。しかし乾癬は免疫機能が問題を起こしている病気であって、症状が似ているからといって同じだと思っていはいけないのです。

乾癬は、小さなキズをきっかけに免疫炎症反応が暴走してしまい、角質層の増殖サイクルが異常に早くなる病気です。人間のからだは細胞が常に入れ替わっています。新しい細胞が作られて古い細胞と入れ替わることで、つねに元気なからだを維持していく仕組みになっています。新しい細胞ができてから次の細胞に取って代わるまでの周期をターンオーバーと呼んでいます。このターンオーバーの周期はからだの箇所や細胞によって違います。皮膚の細胞の場合には普通は4週間前後で入れ替わり、古い細胞は垢として剥がれ落ちたり、風呂で流されていくのです。

乾癬の場合には、このターンオーバーの周期が3〜4日といった異常なサイクルで入れ替わっていくことになります。そのために表皮が増殖してどんどん角質化して硬くなり、赤く発疹となってしまいます。この乾癬は、詳しいメカニズムはまだ解明されていません。皮膚だけでなく爪にも発生するために、爪の表面がボコボコになることもあるのです。

乾癬と脂漏性皮膚炎(フケ症)を見分ける方法は、共通部分と共通でない部分を分けて考えることです。共通しているのはフケ症になることです。脂漏性皮膚炎(フケ症)になくて乾癬で発症するのは、角質がウロコ状になって発疹が起きる、指先や膝、肘に痛みや腫れがある。爪がデコボコしたり変形しているという症状です。そうした症状がみられるなら乾癬を疑ってみたほうがいいかもしれません。

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